薄毛の対処法として挙げられるもののひとつが増毛です。
増毛とはその名のとおり毛を増やす施術のことで、従来一度なったら治らないとされてきた薄毛を改善できるとして、注目が集まっています。
この増毛にもいくつか種類があり、そのうちのひとつが結毛法という方法です。
薄毛を治すならばできるだけ自然な形に仕上げたいと思う人も多いでしょう。
結毛法は、そういった要望を叶えることができる方法です。
今回は、結毛法による増毛の特徴について紹介します。

結毛法はどんな方法?

結毛法の内容は、簡単にいえば毛を結ぶことです。
つまり人工毛などを、元々ある毛に結ぶことで毛を増やす方法が結毛法です。
よく似た増毛方法に編み込み式というものがありますが、こちらは頭皮に特殊な糸を巻いて土台を作ってから人工毛を編み込むことになります。
人工毛を髪の毛に結ぶのが結毛法、頭皮に作った土台に付けるのが編み込み方ということです。
この2つは一見似ていますが、頭皮への負担や入浴方法、メンテナンスといった面で違いがでてきます。

結毛法のメリットとデメリットはどんなところ?

結毛法のメリットは、なんといっても自然な仕上がりです。
自分の髪と組み合わせるため、違和感のある形にはなりづらく、一目で増毛しているとばれる可能性は低いといえます。
結毛法は水や熱といった刺激にも高い耐性があるので、日常生活を気兼ねなく送ることは難しいことではないでしょう。
また元々ある髪の毛に結びつけるため、生え際の違和感などを心配する必要もありません。
さらにメンテナンスの手間もそれほど大変ではないことも結毛法が人気を得る理由のひとつです。

ただし覚えておきたいデメリットもあります。
まず挙げられるのは、頭皮への負担です。
結毛法では自前の毛髪に人工毛を結びつけるため、元々ある毛髪へ加重がかかります。
これによって頭皮が引っ張られ、これが負担となります。
場合によっては慢性的な頭痛や、無自覚の疲労にもつながる可能性もあるので、注意が必要でしょう。

加えて元々の髪が伸びるにしたがって、結合部分がずれていくというのもデメリットです。
結毛法は、確かに頻繁にメンテナンスをする必要はそれほどありませんが、全く不要というわけではないということは覚えておく必要があります。

ちなみにこれらのデメリットに大きく関係しているのが施術をする側の技術や使用する人工毛の質です。
これらが悪いと、当然上記のデメリットは表面化しやすくなりますし、逆に両方とも良質であれば快適に過ごせる時間は長くなることが考えられます。
結毛法を望むときは、そのクリニックの評判をしっかり調べておくことが重要です。

なお元々ある髪の毛に結びつけるという方法上、すでに毛髪がなくなってしまっている箇所の増毛は結毛法ではできません。

結毛法にかかる費用はどれくらい?

クリニックにもよりますが、施術費は基本的に15万から20万円程度が相場です。
同じく薄毛対策として挙げられる植毛は50万円以上が当たり前ですから、それを考えるとまだ手を出しやすいと言えるかもしれません。
ただし増毛は定期的メンテナンスが必要です。
結毛法の場合であれば、個人差はありますが大体1ヶ月から2ヶ月に1度のペースになります。
メンテナンスにも1万円前後の費用がかかるため、こちらも増毛予算に入れておく必要があるでしょう。

なかには数万円で施術を行っているクリニックもありますが、その場合は価格だけでなく口コミを必ずチェックすることが大事です。
先程も少し触れましたが、結毛法の出来ばえには施術の技術や人工毛の質が大きく関わっています。
あまりにも施術代が安い場合は、経験の浅い技術者が施術を行っていたり、質の低い人工毛を使っていたりする可能性もないわけではないので、下調べが重要なのです。
もしも口コミが見つからなかったり極端に少なかったりする場合は、そのクリニックは避けることを考えるのもいいでしょう。

結毛法以外の増毛方法は何がある?

増毛には、結毛法以外にもいくつか選択肢があります。
最初に少し触れた編み込み式の他に挙げられるのは、接着式です。
日本でメジャーな増毛方法といえば多くの場合この3つが挙げられるでしょう。
接着式はどんな増毛方法かというと、これは頭皮に直接人工毛を接着する方法です。
専用のシートに人工毛を植えて、特殊な接着剤で頭皮に着けます。
このため頭皮への負担が少なく、また施術の手間も少なくて済むのがメリットです。
すでに髪がなくなってしまったため、結毛法では増毛できない箇所にもピンポイントで増毛ができます。

結毛法はきわめて自然な仕上がりにできるため、増毛方法の中でも人気があります。
しかし現在の毛量や、体質によっては難しい場合もあるでしょう。
その場合は、編み込み式や接着式といった別の方法を検討してみるのも手です。
方法にこだわらず、クリニックの先生などと相談を重ねて自分の体質に合ったものを選ぶのがベターといえます。